日本では、オホーツク海だけで見られる流氷!
 日本最北の海、オホーツク海。日本で唯一、流氷が見られる海として知られます。シベリア大陸沿岸で最初の海氷が生まれるのが12月の初めごろ、やがて凍る範囲を広げながら、1月中旬に北海道付近も凍りはじめます。氷の面積が最大になるのは3月中ごろで、オホーツク海の約8割が凍ってしまいます。・・・・・しかし、今年は異変が起きています。年によって若干時期はズレながらも、1月下旬から3月末にかけては、流氷がオホーツク海沿岸を白一色に埋め尽くしてきました。しかし、今年は、冬を迎えても、流氷が見られたのは、ほんの1週間程度。3月1日現在、すでに流氷の姿は見えません。

地球温暖化の影響がここにも?
 「こんなことは初めて・・・」と驚きを隠せないのは、紋別市観光協会の方。紋別市では、10年前から、アラスカの油田開発用に試験的に作られた砕氷船を「ガリンコ号」と名付け、流氷の海を運航しています。これは、北海道遺産にも認定されている貴重なもの。毎年1月から3月末までは、全国各地や台湾、香港などから、流氷を見に大勢の人が訪れています。「これまでは、3月に入ってからが一番迫力ある流氷が見られる時期だったのに、今年のようなことは、就航以来初めてのこと。地球温暖化の影響がここにも表れているのでしょう」と話します。これもまた、自然の神秘。人間の思い通りにならないのが大自然です。

はるかなオホーツク海を遊覧する楽しさ!
 でも、あきらめないで。今年の流氷はだめでも、「ガリンコ号」でオホーツク海を遊覧するだけで、雄大な北の自然を満喫することができます。「ガリンコ号」は、3月末まで運航した後、4月の1か月間は点検整備のためにお休みし、5月からは夏期の運航を行っています。流氷が見られなくても、抜けるような空とオホーツクブルーの海原は、さいはての旅情をかき立てます。海の向こうに続く、はるか異国に思いを馳せてみませんか。また、6月から9月までは、ブランド魚として人気の「紋別カレイ」釣りにチャレンジできます。釣り船に変身した豪華な「ガリンコ号」では、釣り竿やエサもすべて用意してあるので、手ぶらで乗船してもOK。壮大な大海原で釣り糸を垂れる楽しさは、格別です。(by きょん)

オホーツク海の状況は刻一刻と変わります。詳しくは、下記へお問い合わせください。
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紋別市観光協会(0158)24-3900
紋別市役所観光課(0158)24-2111
ガリンコ号ステーション (0158)24-8000


オホーツクブルーの海を行くガリンコ号

 


制服、制帽を身につけて「船長」体験。お客様の出迎えや見送り、出航アナウンス、船内巡回などを体験します。女性船長跡部幸さん、ジュニアキャプテンは、台湾から観光に来た小学生

 


ガリンコ号乗組員のていねいな指導で、釣りにチャレンジ